うみ

うみ
I
うみ
文部省唱歌。 林柳波の詩に井上武士が作曲。 1941年(昭和16)刊の「ウタノホン(上)」に発表。

「うみは広いな大きいな…」

II
うみ【宇美】
福岡県中央部, 糟屋(カスヤ)郡の町。 かつては石炭で栄えたが近年住宅地化。 神功皇后が応神天皇を産んだ地と伝えられる。 宇美八幡宮がある。
III
うみ【海】
(1)地球の表面のうち, 海水をたたえた部分。 総面積は約3億6千万平方キロメートルで, 地球表面積の約四分の三を占める。 最深はマリアナ海溝の約1万1千メートル。 平均深度は3千8百メートル。 海洋。
〔一般に外海をいうが, カスピ海のように周囲を陸で囲まれた大きな湖などをもいう〕
(2)みずうみ。 湖。

「鳰(ニオ)の~」

(3)月面の, 比較的凹凸少なく広々している所。

「嵐の~」

(4)あたり一面がその物でおおわれていること。

「あたりは火の~だった」

(5)硯(スズリ)の, 水をためておく部分。 池。
~が湧(ワ)・く
魚の群れが海面に集まることをいう。
〔漁師の用いる語〕
~波を揚げず
〔韓詩外伝〕
海がおだやかである。 天下泰平であることにいう。
~に千年山に千年
「海千山千(ウミセンヤマセン)」に同じ。
~の物とも山の物ともつかぬ
物事の正体・本質がつかめず, どっちとも決めかねたり, 将来を予測できなかったりすることのたとえ。
~を山にする
無理なことをするたとえ。
~を渡・る
外国へ行く。 また, 外国から来る。
IV
うみ【海】
文部省唱歌。 作詞作曲者とも不明。 1913年(大正2)刊の「尋常小学唱歌(五)」に発表。

「松原遠く消ゆるところ…」

V
うみ【生み・産み】
うむこと。
うみの(連語)
VI
うみ【膿】
(1)傷やでき物が膿んだときに出る黄白色の臭い粘液。 白血球・病原性微生物・組織の崩壊物質からなる。 うみしる。 のう。
(2)始末をしないでいると害になるもの。

「積年の~を出し, 市政を刷新する」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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